昭和26年、更生保護法人の付設事業として長野県岡谷市で戦災孤児を受け入れた「塩嶺学園」を、昭和41年に「つつじが丘学園」と改名し現在地に移転。 平成13年、地域に根差した施設運命を目的に新たに社会福祉法人つるみね福祉会を設立し経営移管する。

その後平成25年に地域小規模児童養護施設「さつきの家」、平成27年に「みつばの家」を開設。
茅野市に令和2年児童家庭支援センター「つつじ」、令和3年小規模認可型保育所「郷原つつじ保育園」を開設し、子育て支援のセンター施設、専門施設としての展開中を目指す。

昭和26年4月に「塩嶺学園」として設立した本園は、昭和41年4月に現在地に移転し「つつじが丘学園」に改名されました。その後平成13・14年度に施設全面改築を行い、法人名が「つるみね福祉会」となり現在に至ります。私は、平成20年4月から園長として務めています。

時代の変化に対応するため児童養護施設の機能拡充を目指し、地域小規模児童養護施設2か所、児童家庭支援センター、小規模型保育所などを展開してきました。これからも地域において「こどもまんなか」にした事業を創り、子どもや子育てに関わる人が気軽に相談できる居場所、相談支援・計画づくりなどの専門機関としての役割を高めていきたいと考えています。

また、施設間のICT化や業務効率化を進め、スタッフのサポート体制の充実、施設やスタッフのネットワークを生かした職場環境づくりを進めながら、地域・職員が一緒に学び合い、輪(和)で繋がる共生型養育施設を目指します。

こども福祉が向上していくよう、一日一日を大切に努力して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

基本方針

「自立支援」を基本理念に置き、ここの児童に対し個別に適切な処遇・支援計画を立て、実施しています。

• 職員との信頼関係を基に、愛着心・自立心・責任感を養います。
• 支援に当たっては、児童の自主性及び意見を尊重します。
• 基本的生活習慣の習得をはかり、社会性を養います。
• 児童が同然持つべき欲求に対し、最大限の充足をはかり、豊かな心を育てます。

行動指針

つつじビジョン 新たな時代に向けた養育ビジョンへ

私たちは、「全ての児童が等しくその生活を保障される社会」「子どもの最善の利益を基本に、幸せと希望に満ちた未来をもてる社会」の実現を願っています。また困難な状況にある子どもであっても、一人一人の人権が大切にされ、夢や希望を描ける社会でありたいと願っています。

つつじが丘学園は、様々な環境で生きてきた子どもたちが、安全に安心した生活を営むための支援、家族への支援という専門的な役割を担っています。そのために地域のニーズに応えながら、子どもたちが主体的に生活できる新しい養育ビジョンに向けた施設づくりに努めなければなりません。

私たち職員は、子どもたちの命を守り、一人一人の人格を尊重して関わり合うことを基本とし、子どもたちが笑顔で健やかに育ち合う生活の場を創り上げていくために、この「行動指針」を作成し、日々実践することを宣言します。

養育理念

つつじが丘学園は、「いのち・えがお・そだち」を大切にします。